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IT業界職種一覧!次のやりたいを見つけ、転職までのステップを解説

IT業界仕事一覧
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近年、IT業界は急速に成長し、多くの新しい職種が登場しています。
IT分野におけるキャリアパスは非常に広範で、開発・エンジニア系、営業・コンサルタント系、マネジメント系、マーケティング系といったさまざまな領域が存在します。
デジタルトランスフォーメーション(通称:DX)の進展とともに、企業は技術力を活かして競争力を高めるため、多様なIT系職種を求めています。

今回は、IT系職種の仕事一覧を詳細に解説し、それぞれの職種に求められるスキルや役割について説明します。
また、未経験からIT系職種に転職する際のポイントも紹介し、異業種転職を行うための具体的なステップをお伝えします。
これからIT業界でのキャリアを考えている方や、異業種からの転職を検討している方にとって、IT業界の多様な職種を理解し、自分に合ったキャリアを見つけるための参考にしてください。

目次
  1. IT系職種(開発・エンジニア系)
  2. IT系職種(営業・コンサルタント系)
  3. IT系職種(マネジメント系)
  4. IT系職種(マーケティング系)
  5. IT系職種・仕事に向いている人
  6. 未経験からIT系職種に異業種転職するポイント
  7. まとめ
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IT系職種(開発・エンジニア系)

知る

IT業界のエンジニア職は、技術的な役割が多岐にわたります。
それぞれのエンジニア職には特有のスキルセットと専門知識が求められます。
ここでは、開発・エンジニア系の職種を細分化して、その特徴や役割について詳しく説明します。

プログラマー

アプリケーションプログラマーは、ユーザーが利用するアプリケーションソフトウェアを開発します。
特定のプログラミング言語やフレームワークを用いて、機能の実装やバグの修正を行います。
ユーザー体験を向上させるために、使いやすさやパフォーマンスを考慮してコーディングを行います。
とくに、ユーザーフレンドリーなインターフェースの開発や、アプリケーションの応答速度の最適化が求められます。

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システムエンジニア(システムアーキテクト)

システムアーキテクトは、システム全体の設計を担当します。システムの構造を設計し、各コンポーネントがどのように連携するかを定義します。システムの性能や拡張性、セキュリティなどを考慮し、最適なアーキテクチャを提案します。具体的には、複雑なシステムを分解し、再構築することで、効率的で信頼性の高いシステムを提供する役割を担います。

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マークアップエンジニア

マークアップエンジニアは、主にHTMLやCSSを使用してウェブページの構造やデザインを実装します。
ウェブデザイナーが作成したデザインを忠実に再現し、ブラウザ上で正しく表示されるようにコーディングを行います。
レスポンシブデザインやクロスブラウザ互換性を確保するための技術も求められます。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、ウェブサイトやアプリケーションのユーザーインターフェースを実装します。
HTML、CSS、JavaScriptを駆使して、ユーザーが直接触れる部分の機能を実装し、エンドユーザーにとって使いやすいインターフェースを提供します。
さらに、ユーザビリティテストやA/Bテストを行い、ユーザー体験の向上を図ります。

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サーバーサイドエンジニア(バックエンドエンジニア)

サーバーサイドエンジニアは、サーバーの側で動作するアプリケーションロジックを開発します。
クライアントからのリクエストに応じてデータを処理し、必要な情報を提供します。
データベースとの連携やAPIの設計・実装、セキュリティ対策などが主な業務です。
パフォーマンスの最適化や負荷分散の設計も重要な役割です。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムやネットワークのセキュリティを確保するための対策を講じます。
脅威の検出、侵入テスト、セキュリティポリシーの策定などを行い、システムの安全性を維持します。
最新のセキュリティ脅威に対応するための知識や、インシデント対応のスキルが必要です。

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テストエンジニア(QAエンジニア)

テストエンジニアは、開発されたソフトウェアの品質を保証するために、テスト計画を作成し、テストを実施します。バグの発見や修正、テスト自動化の導入などを行い、製品の信頼性を高めます。テストケースの設計や、様々なテスト手法(機能テスト、性能テスト、回帰テストなど)の適用が求められます。

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組み込みエンジニア

組み込みエンジニアは、家電製品や自動車などに組み込まれるソフトウェアを開発します。
ハードウェアと連携して動作するソフトウェアを設計・実装し、性能や信頼性を確保します。
リアルタイム性が求められるシステムの開発や、リソース制約の厳しい環境でのコーディングが必要です。

AIエンジニア(機械学習エンジニア)

AIエンジニアは、機械学習アルゴリズムを開発し、データから学習するモデルを作成します。
人工知能(AI)や予測分析に関する知識が必要で、データを基にした予測や分類を行います。
データセットの前処理やモデルの評価、ハイパーパラメータの調整などの作業も含まれます。

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RPAエンジニア(ロボティックプロセスオートメーション)

RPAエンジニアは、ロボティックプロセスオートメーションツールを使用して、業務プロセスを自動化します。
業務フローの分析と最適化、自動化ツールの設計・実装を行い、業務効率を向上させます。
企業のルーチン作業を自動化することで、人的エラーを減少させ、生産性を向上させる役割を担います。

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コーポレートエンジニア(社内システムエンジニア)

コーポレートエンジニアは、企業内のITインフラや社内システムの運用・保守を担当します。
従業員が使用するシステムの導入、トラブルシューティング、セキュリティ対策を行い、企業全体のIT環境を最適化します。
ITガバナンスの実施や、従業員向けのITサポートも重要な業務です。

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インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤を支えるインフラストラクチャを設計・構築・管理します。
ネットワークやサーバーの運用・保守を行い、システムの安定稼働を支えます。
ネットワークトポロジーの設計や、トラブルシューティング、セキュリティ対策などが主な業務です。

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Webデザイナー(UI/UXデザイナー)

Webデザイナーは、ユーザーインターフェースの設計とユーザーエクスペリエンスの向上に取り組みます。
ユーザーの行動やフィードバックを分析し、より使いやすく、視覚的に魅力的なデザインを提供します。
プロトタイプの作成やユーザビリティテストの実施も重要な業務です。

研究開発(R&Dエンジニア)

研究開発エンジニアは、新しい技術や製品の研究・開発を行います。
最新の技術動向を追い、革新的なソリューションを提案・実現するための実験やプロトタイプ開発に取り組みます。
技術的な問題を解決し、製品の競争力を高めるための新しい方法やプロセスを開発します。

IT系職種(営業・コンサルタント系)

IT系職種の中でも、営業やコンサルタント系の役割は、クライアントとの関係構築やビジネスの最適化を図る重要なポジションです。
これらの職種は、技術的な知識とともに優れたコミュニケーションスキルが必要とされます。
次に、代表的な営業・コンサルタント系の職種を見ていきましょう。

IT営業

IT営業は、自社のIT製品やサービスを顧客に提案・販売する役割を担います。
技術的な知識と営業スキルを兼ね備えていることが求められ、顧客のニーズを的確に把握する力が重要です。
顧客に対して製品のメリットを伝え、信頼関係を築く能力が求められます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントのIT戦略を支援する役割を果たします。
業務プロセスの改善やシステム導入のアドバイスを行い、クライアントのビジネスを最適化するための提案を行います。
問題解決のための戦略を提供し、クライアントのニーズに応える能力が重要です。

プリセールスエンジニア

プリセールスエンジニアは、営業と連携して顧客に技術的なサポートを提供します。
製品のデモンストレーションや技術的な質問への対応を行い、営業活動を技術面から支援します。
営業チームと協力しながら、顧客に対して技術的な信頼を築く役割を担います。

IT系職種(マネジメント系)

IT系職種のマネジメント系は、プロジェクトの管理や企業全体のIT戦略を担う重要な役割を果たします。
これらのポジションでは、戦略的な視点とリーダーシップが求められます。
次に、代表的なマネジメント系の職種を紹介します。

プロジェクトマネージャー(PM)

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの計画・実行・完了を管理します。
スケジュール管理、リソースの配分、リスク管理など、プロジェクトの成功に向けて多岐にわたる業務を行います。
チームをまとめ、目標に向かって推進する力が求められます。

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ITディレクター

ITディレクターは、企業のIT戦略全般を統括します。
IT部門の予算管理、技術戦略の策定、重要なITプロジェクトの監督など、経営層と連携して企業のIT戦略を推進します。
戦略的なビジョンを持ち、企業の目標に合わせたIT戦略を策定する能力が必要です。

プロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーは、特定の製品やサービスの企画・開発・販売を統括します。
市場調査、製品企画、開発チームとの調整など、製品が市場で成功するためのあらゆる活動を担当します。
製品のビジョンを持ち、開発から販売までの全プロセスを管理する役割を果たします。

IT系職種(マーケティング系)

IT系のマーケティング系職種は、デジタル戦略を駆使してブランドの認知度を高める役割を担います。
テクノロジーの進化とともに、マーケティング手法も多様化しています。
次に、代表的なマーケティング系の職種を見ていきましょう。

デジタルマーケティングスペシャリスト

デジタルマーケティングスペシャリストは、オンライン広告、SEO、SNSマーケティングなどを通じてブランドの認知度を高める役割を担います。
データ分析を駆使してマーケティング戦略を最適化します。
デジタルチャネルを利用して、ターゲットオーディエンスにアプローチする能力が求められます。

コンテンツマーケティングマネージャー

コンテンツマーケティングマネージャーは、ブログ記事、ホワイトペーパー、動画などのコンテンツを作成・管理します。
ターゲットオーディエンスに向けた価値あるコンテンツを提供し、リードジェネレーションを促進します。
コンテンツ戦略を策定し、実行する能力が重要です。

マーケティングオートメーションスペシャリスト

マーケティングオートメーションスペシャリストは、マーケティング活動を自動化するためのツールやシステムを導入・運用します。
顧客データの管理、メールキャンペーンの設定、リードスコアリングなどを行い、効率的なマーケティング活動を支援します。
自動化ツールを効果的に活用し、マーケティング活動の効率化を図ります。

IT系職種・仕事に向いている人

メリット・デメリット

IT系職種に向いている人は、特定のスキルや特性を持っていることが多いです。
次に、IT系職種に向いている人の特徴について紹介します。

論理的思考力

IT業界では、複雑な問題を解決するための論理的な思考力が求められます。
問題を細分化し、解決策を見つけるためのスキルが重要です。
論理的なアプローチで問題解決を図ることが求められます。

コミュニケーション力

技術的な知識を持っているだけでなく、それを他人に分かりやすく伝える力も必要です。
とくに、クライアントやチームメンバーとの円滑なコミュニケーションが求められます。
技術的な情報を正確に伝え、協力関係を築く能力が重要です。

学習意欲

IT業界は日々進化しています。
新しい技術やツールを学び続ける意欲が重要で、なにより自ら学び成長する姿勢が求められます。
継続的に学び続けることで、業界の変化に対応する力を養うことができます。

未経験からIT系職種に異業種転職するポイント

ポイント

異業種からIT系職種に転職する際には、以下のポイントを押さえることで成功する可能性が高まります。
具体的なステップを見ていきましょう。

1. 基本的なITスキルを習得する

まずは、プログラミングやネットワークの基本知識を習得しましょう。
オンラインコースや専門学校で学ぶことができます。
基礎知識を身につけることで、転職活動において有利な立場に立つことができます。

2. ポートフォリオを作成する

実際に自分で作成したプロジェクトをポートフォリオとしてまとめることで、スキルを証明することができます。
GitHubなどのプラットフォームを活用しましょう。
具体的な成果物を示すことで、採用担当者に実力をアピールできます。

3. インターンシップやボランティア活動に参加する

実務経験を積むために、インターンシップやボランティア活動に参加することを検討しましょう。
経験を積むことで実際の業務に対する理解が深まり、また実践的な経験が転職に役立ちます。

4. ネットワーキングを活用する

IT業界のイベントやミートアップに参加して、業界のプロフェッショナルとつながりを持つことが重要です。
ネットワーキングを通じて新しい機会を見つけることができます。
業界内での人脈作りは、転職活動をスムーズに進めるための鍵となります。

5. キャリアカウンセラーに相談する

プロの助けを借りることも一つの方法です。
専門のキャリアカウンセラーに相談することで、自分に合った転職先を見つけるサポートを受けることができます。
転職エージェントやキャリアカウンセラーに相談することで、現在の状況を客観的に見てもらい、次のステップを考えるきっかけを与えてもらえます。

一人で悩んでいたずらに時間が過ぎてしまうことがあるのではないでしょうか。
そんな時は周りの人やプロのキャリアカウンセラーの客観的で的確な意見を参考にすると新たな気づきを得て結果的に早期解決につながることが多いです。

最近はメンター的な立場としてコーチングを利用される方も非常に増えてきていますが、お金をかけずにちょっと相談するくらいの気持ちで話しを聞いてもらいたいときはキャリアカウンセラーに相談されることをおすすめします。
自分自身の人生を歩んでいる人は積極的に周りの意見を取り入れている人ばかりです。#Ad

まとめ

まとめ

IT系職種は非常に多様で、開発・エンジニア系、営業・コンサルタント系、マネジメント系、マーケティング系といった幅広い分野で活躍の場があります。
それぞれの職種には特有のスキルや特性が求められ、自分の適性や興味に合わせたキャリアパスを選ぶことが重要です。

また、未経験からIT系職種に転職する際には、必要なスキルを習得し、実務経験を積むことが成功のカギとなります。
継続的な学習と努力を惜しまず、自分に合った職種で理想のキャリアを築いていきましょう。

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